『STAR DRIVER 輝きのタクト』20話

STAR DRIVER 輝きのタクト』20話の感想を。


もう面白い以外の言葉が無粋なくらい面白い。
20話くらいで、こういう過去話入れてくるのは、いいアニメだよな!
別にエヴァ的な意味でじゃないよ!


とにかく、この三角関係の危うさというものを、一撃必殺のストレートではなく、ジャブの連発を腹に入れて削るように効かせてくる。このじわじわと効いて来る感じが堪らない。
タクトが見てしまうワコとスガタの談笑、自分達の過去の姿としてのレイジ・ソラ・カタシロ、ケイトの子供の時の記憶。
ソラの内面が描かれないため、尻軽女のように見えなくもないが、タクト母であることを考慮し好意的に脳内補完すると、振り向いてくれないカタシロへの不満から、レイジの術数に嵌まってしまうみたいな感じか、レイジ100%ジゴロだしな。そりゃかなわんだろ。あまつさえ同姓にもだ。


カタシロはソラへ好意を持っていても、レイジに寝取られる未来を知っていたがために「あきらめて」しまったという解釈なんだろう。
今は、立場が逆になってるけど、タクトは「あきらめない」ことを選択するんだろう。この三角関係をどこに落ち着けるんだろう。そこがクライマックスになるのは間違いない。とはいえ、OPの手を繋いでる三人からして、劇中では観客に委ねる形で終わりそうだ。個人的には、それでいいんでないかとも今は思っている。そういえば、今週末は、同じ三角関係がテーマのマクロスFが公開だ。あっちは、あっちでどうなんのかな。どっちか選ぶみたいな前情報があった気もすんだけど。


ケイトがスガタに続きタクトとも若干フラグを立てているが、これはミスリードで、結局三人の中に割っていくということはないと予想している。ラストでも、今後どうなるかはご想像にお任せしますと。
関係ないが、形式美的には、ケイトの歌入りでの戦闘を希望してます。


最後のドライバーは、眠ってる彼ですね。あとは、ヘッドの陰謀の理由、ケイトが協力する理由、夜間飛行の公演、三角関係の結末がメインの引っ張りどころかしら。
サイバディが何故存在するのか・・みたいなとこまでは残話数的にやらなさそう。
個人的には、魅力あふれる脇役達がもう一活躍する姿が見たくて仕方ない。
ザメク暴走→協力して止める→タクトとスガタ一騎打ちとか妄想したりしてます。