『STAR DRIVER 輝きのタクト』19話

STAR DRIVER 輝きのタクト』19話の感想を。


何だろうね、この話運びの上手さは。ちょっとした細かい所なんだけど、おかでげより自然と入って行ける榎戸マジックに毎回脱帽。


ひが日死の巫女編からは、ワコの恋模様がひとつテーマになっています。これ急にワコが二人のどちらかに・・・的な展開をしていたとしても、今までの流れもあるし、視聴者はついてきますよ。日頃から訓練されてるし。
でも、スタドラはそこに、ワンステップ入れるわけですね。親友のルリの恋模様です。最も身近な女友達の変化に、揺れ始める女心。憎い演出だなと心底関心しました。
これによって、よりワコの心の揺れが丁寧に描け(前回のルリをひやかすとことか面白かった)、ヒロインとしての厚みが増してます。


細かいとこで言えば、カレー作ってる時、「中学生の時、女の子泣かせたんじゃない」→スガタ、たまねぎで泣くなど、ちょっとしたとこにつながりがあったりするとこが、たまらん。


冒頭のガールズトークもよかったし、時計とナイフをプレゼントするとこもよかった、赤面するワコがかわいい。これは、今までで随一かわいいと思う。タクトも自分だけ抜け駆けするような男じゃなく、好漢としてよく描かれてます。(抜けがけしない男とワコに思われるため敢えて・・・なんてこと思わせないくらいさっぱりしてると思うよ)
もう二人と一人なんて思いもしない関係になってるなと。


つか、今回は、のっとられたタクト・スガタのえもいわれぬ女言葉を楽しむギャグ回だけどな。○女子歓喜だろ。
ベニオ「ここんとこ、登場シーンはもってかれぱなしねー」
ですよねー。