『アバター』鑑賞記

2009年の映画を総ざらいとい中。総ざらいなう。


まず初日に見に行った巨匠ジェームズ・キャメロン10年ぶりの新作『アバター


ゼロ年代とは、キャメロン不在の年代だったが、最後の最後で間に合ってくれた!野球でたとえるなら、キャメロンは名選手というよりは永遠の4番というイメージがある。決して、全てが巧いというわけではないのだが、とにかく華があるのだ。


そんなキャメロンの新作楽しみじゃないわけがない。
が、しかし、ひとつ問題が。
この映画の予告編が一時期どこの映画館に行ってもかかっていたので、目にされた方は多いんじやないかと思いますが、予告を見ればほぼ全てのストーリーラインが読めるという大変まろやかな仕上がりになっておりました。
まあ、映像で勝負出来ると踏んでるからの戦略なんだろうとは思ってたのですが。


で、実際鑑賞して、全く予想通りで、逆に「わっしょーい」って感じだった。
勿論3Dで見たが映像はまさに「こんなの初めて・・・」でとにかく新体験でした。そうかー、飛び出るというよりは奥行きなんだね。
それはともかく、ストーリーはホントに予告通りで、結末も予想通りだった。これは非常に残念。
シナリオもそんな面白くはないんだけど(これは監督が意図的によくあるストーリーにしたらしい)王道的な展開は決して頭ごなしに否定されるものではないと思う。


ただ、それを予告で見せ切るのはいただけなかったなあ。そこが残念。
でも、まあ楽しめたからよしとしよう。