もはや聖典『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』

ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』の感想、第一印象を。


まず
・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』は、自分の聖典機動警察パトレイバー劇場版』『機動警察パトレイバー劇場版2』に並ぶ作品になったしまったこと
・レイ派かアスカ派と問われれば、即答で「アスカ!」と答える生粋のアスカ派であること
を最初に述べておきます。
なお、まだ整理しきれたないので、第一印象中心に、かつ一緒に鑑賞した友人らと数時間この話をしていたので、私一人というより、集団の意見と言った方がいいかも。


以下、ネタバレのみ。未見の方は、読まない方がいいです。
感想というより、ファミレスでだべりながら、何人かでわいのわいの話した内容で覚えてるのを書き殴ってます。


基本スタンスはEVA好きでよかった!!




・総評として、こんな面白い映画は昨今希少だろうということで意見一致
・映画に関しては、皆一物持っている連中ばかりなので、「面白い」という言葉を安易に使うことは、あんまりないのだけど、まずは「面白い」というしかないといった感じ
・自分達が見たかったエヴァって、こういうのだったよね!!
・しかし、それは、あくまで旧作を踏まえてうえでの話なので、たらればの話、本作だけなら物足りなさ(キレイにまとまる過ぎている等々)を感じるんじゃない?
・そういう意味でも、このリメイクもといリビルドという手法素晴らしい
・ホント後味がいい、スカっとするねと。こういうのが見たかったよ。


・まず、基本旧エヴァの8話「アスカ、来日」〜19話「男の戦い」までを再構成
・大筋の流れはそのままに、しかし、ここでこう変えてくるか!という変更との出会いは心地よい
・とにかく全ての戦闘シーンがカッコ良すぎということは満場一致


・シンジはロボットアニメの主人公として一皮むけて、メチャクチャカッコいい。
・レイは、友人I曰く今回、完全に「正妻」。アスカは「汚れ」。これに関しては、個人的に愛情を持って認めつつ、「アスカの扱いがちょっと小さくなったと感じるとこもあるので、少し寂しいものの、これはこれでありなんじゃないかと、おいしいんじぃやないか」と思う。複雑な感情。
・とはいえ、まずレイよかったね。3人目にバトンタッチしなかったことも嬉しいし、他人の対し、より心を開いている彼女を見るのが嬉しい
・マリは、女友達には不評。「なんかどうでもいい」とのこと。男性陣には概ね好評。なんか違和感ないね。昔からいたみたいにしっくり馴染んでるんじゃない
パンフレットを見るに「昭和親父キャラ」とのこと。あー、これは予想外。
・ゲンドウも、人間味が増してるね。そして、レイとの食事の席で、画面の端っこにいる冬月に笑。食卓を囲むか、席を外せ。
・ただ、そんなコウゾウ×ゲンドウに同席腐女子激萌え
・加持は相変わらず、野菜だよねという話。もしくは、「アッー!」。
そして、大事な役回りをマリにかったさらわれてることじゃないかとかワイワイ。山寺さんは何年たっても、声質が素晴らしいなとか
・ミサト・リツコに関しては、あんま話さなかった。
・トウジの「はずれ」はそういう意味かー。でも、彼にはそっちの方が幸せだったね。爆発のシーンでさりげなく委員長守ってるのが素敵。あと、妹かわいい。
・カヲルは、たった一言で全部持って行き過ぎ。ずるい。てか、笑うとこだけど、ちょっとキュンってなった。新たな属性の芽生え。


・個人的に最大の懸案事項であるアスカについて。
・基本、アスカの出番減り気味で若干残念を装う私と、それをいじりたい友人Iの丁々発止のやり取り。
・いや、おいしいポジションでしょ、今回は確かに出番減ってるかもしんないけど、Q以降に期待出来る
みやむーの声質に最初若干の違和感が。段々慣れたけど。
・「瞬間、心重ねて」が削られているため、シンジとの交流が早すぎるんじゃない?と思ったが、回りは全員そんなに気にしていない。
・お笑い的なピジションもちょい担ってたよね、表情とか。
・そして、何よりお色気要員になってんじゃん。全然嬉しいですけど。衣装が最初から最後まで有り得なくてワロス。食事作ってる時とか、試験用プラグスーツ。そいて、極めつけはマッパ。ごちそうさまです。
・「お色気で汚れ」という友人Iの評は、的を得ていると思う。でも、そんな立ち位置も肯定出来る。今回のアスカは、纏ってる雰囲気がよかった。
・とにかく、次回の復活に期待。
・ところで、精神汚染を受けると、左目は見えなくなるのかなど笑いながら議論
・レイの眼帯は萌えだが、アスカの眼帯はギャグだろ→それが、今後萌え要素になるんだろ


・冒頭の仮設5号機のシーンは、ちょっと暗くてみずらかったねという話。Blue-Rayに期待
・海の色が赤いのは、そういう意味だったのね・水族館のシーンはいい日常描写と好評
・レイが作ってたのが、カレーか味噌汁かで馬鹿論争。味噌汁のわけないだろ。テーブルに置かれた茶碗でカレーはないだろなど。ちょっと作り過ぎだ等々。
・まあ、レイはいいとして、アスカはホント何作ってた??
・「ポカポカする」は満場一致でないわー!ってことに意味合いはともかく。
・「365歩のマーチ」「今日の日はさようなら」「翼をください」など、音楽の使い方は、やはり秀逸。が、しかし、「今日の日はさようなら」だけは、意見分かれる。もい卒業式で歌っても、思い起こすは、すさまじい殺戮じゃん。
・ちなみに、「ラブ&ポップ」思い出したわー。「あの素晴しい愛をもう一度」 の使い方とか
・2号機がフリーザ様に。
・しかし、ゼルエルが強過ぎ
・シンジがレイを助けるところは、ウテナ思い出すよね
・話の謎とかより、とにかくストーリーの展開を追うことに手一杯だったなーなど




疲れた。まだあるけど、ま、こんな感じで話題は尽きませんね。とにかく、今日はもう眠いけど、早く2回目が見たいねと帰路に。つっても、もう一回、歌舞伎町に戻り、「EVA-EXTRA05」を見てから。これは、REMIX映像だったけど、上映前には見たくない内容。


てな感じで、明日2回目行こうか、それとも、1回頭冷やすかな。