『友達100人できるかな』に期待したい

アフタヌーンの新連載、とよ田みのる『友達100人できるかな』を紹介



・ストーリー)主人公の直行は、出産を控えた妻と幸せな日々を送っていた小学校教師。そんな彼の元に、突然一人の宇宙人が現れ、彼に告げる。「あなたは選ばれました。地球を我々の侵略から救うために、『愛の存在』を証明してください」。とまどいながらも、宇宙人について行くと、彼が小学校3年生の時代、1980年にいざなわれる。ここで、「小学校を卒業するまでに、友達を100人作って下さい。できなければ、地球滅亡!」という条件が提示される。果たして、直行は友達100人作って、地球を救い、愛する妻の元に帰れるのか!?



・とよ田先生の作品は、『ラブロマ』の頃から大好きです。とにかく、笑顔に満ちた空気感が心地よい。


・作者待望の、そして満を持してのSF作品になるので、出来れば長期連載を期待したいです。


・設定にある友達100人って、小学生の頃なら結構簡単じゃないかなと思った。自分の昔を振り返っても、小学生の時は、友達多かった。これが中学生、高校生となると、みんなグループ作って固まったりしたり、男子と女子の棲み分けが出来たりしてくけど、小学校の時はクラス全体が友達って感じだった。それで、毎年のクラス替えとかで、100人くらい行くんじゃないかしらん。


・ちなみに、友達判定は腕時計のような『ともだちカウンター』なるもので行う。候補としてセットした相手と自分の愛情が相互に一定値を超えれば、友達成立。


・一人目の友達は、主人公直行の監査役として地球人に化けて同じ学校に通うことになる、発端の宇宙人道明寺さくら(仮名)。本人曰く「自分愛情深いたちなんです」


・二人目の友達は、仲良かった岡野君。これは、もうすぐ判定OK。


・三人目は、クラス一の悪ガキ、キョーケン。彼には、誤ってカウンターのセットをしてしむが、一度セットした相手は変更出来ないため、今回の2話では、彼と友達になろうとする。


・この過程で、上記のように一筋なわではいかないことや、問題児のキョーケンには友達が必要だと積極的に動く(ある意味小学校の教師らしい)直行の性格が浮かび上がっていく。


・二人がクロスカウンターを決める見開きのシーンは、昨日書いた『ヴィンランド・サガ』と合わせて、今月の2大見開き2ページですw


・これから毎月楽しみ。