『フラクタル』7話

フラクタル』7話の感想を。


今回は、愛生さんの黒キャラだけで見る十二分に価値あり。


話の方はそこそこ面白かったんだが、相変わらず主人公が流されているだけなのはマイナス。
主人公よりマイナスなのが、世界観。
拡張現実とドッペルに関しては、だいたい分かるんだけど、普通の衣食住はどうしてるのか?
今回のように農耕に勤しむ人もいれば、チューブにつながれてる人もいるのは分かるが、大多数はどうなっているのか。
現実と拡張現実の境はどこなのか。都市はどのように存在するのか。
そこが分からないと、登場人物の行動の「真剣さ」が空回りして、地に足がつかない。でも、ここまできたら、最後まで見る。