『魔法少女まどか★マギカ』3話

魔法少女まどか★マギカ』3話の感想を。


この作品の印象を一言で言うなら、「不穏」
OPからして、まどかの表情は泣いてたり虚ろだったりで。
ラストのカットが、笑顔の集合カットだから印象ぼやけそうだけど、魔法少女モノの勇ましさとかかわいさとか優しさとかは見受けられない。


で、3話「もう何も怖くない」
どの口が言うかこのタイトル。
怖いよ。
今回はネタバレなしで書きます。というのも、自分がうっかりネタバレ見てしまって、残念な思いしたので。


なので、本編には触れず、今後のことを。
今回から推測される方針は、アンチ魔法少女もの路線。
魔法少女っていっても、いろいろ大変だからそんな簡単なもんじゃないから的な内容を今後もやっていくよと自分は受け止めました。



ちょっとここで今までの整理

・1話冒頭で、世界崩壊みたいのが起こっていて、ここではまどかは魔法少女になっていない
→この冒頭部が夢なのか?それとも、今後の展開がこのシークエンスにつながっていくのか


・1話中盤。まどかとほむらの渡り廊下での会話。
ほむらは、まどかに「今の生活や家族・友人が大事なら、今のままでいろ。でないと、全てを失うぞ」というような内容の忠告を行う

3話中盤。まみとほむらの公園での会話。
まみもほむらも、まどかの魔法少女としての素質に気付いている。キュウベエも別シーンで(願いの内容によるが)まどかはまみを凌ぐ素質が
あるということに触れている。

→ここで、気になる点はふたつ。ひとつ、ほむらは何故まどかが魔法少女になることを防ごうとしているのか。
2・3話でのまみ絡みの会話から、魔法少女が増えること自体を嫌がる風潮があることを説明し、それゆえにほむらの妨害工作があるようにリードしていると思うが、ほむらはまどかが魔法少女になることを止めたいのではないか。そして、それは、まどかだからなのか、それとも強い力を持った存在だからなのか


→2点目。なぜほむらはまどかの存在や素質に気付いていたのかという点。
これは、この話の根幹になりそう部分。1話冒頭が未来のことだとして、そこからの予知とか。


魔法少女VS魔女の構図は2話で説明した通りだが、キュウベエはどこから来たのか。魔女はどこから来たのか。そもそも、奇跡のような願いを叶えるだけの力があるなら、キュウベエは自分で戦えないの(身も蓋もない意見だけど)