『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第2話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第2話の感想を。


世界観を描写するのか、キャラクターを描写するのかどっちかだろうと思ってたけど、どっちでもないというか、どっちも中途半端だった。
現代と地続きの未来で人類が減少してるとかは分かるけど、いったい何の戦争をしているのか、どんくらいの戦争なのか・・・そのへんの説明があった方が入り込みやすいのに、ちょっと残念。


この2話の感じからいって、戦争をガンガンやる話ではなく、小隊の日常がメインになるっぽい。
それで、絵巻物風なオープニングが示唆するように、街の伝説の方に話がシフトしていくのかなとか。
まだその、物語の「引き」になるものがないので、ちと退屈。


また、2話に持ってくるストーリーとしては、全体的に暗くない?
曇天、雨、廃墟となった校舎に幽霊。
でも、それはいい意味で裏切られたので構成としては面白い。全体を見てこの話の位置づけがはっきりしてきそう。


演出に関しては、いささか単調だった。前半はもっとギャグっぽいノリでよかったんじゃないか。ポップな感じにはしているようで、でも、乗り切れてない歯がゆさが残る。
ホットラインの電話が鳴って、ドタバタ出撃的な展開になるのかと思った。
電話にカメラ当てすぎ。今後の伏線かしら。


二人の交流が椅子で表現されて、彼女が仲間として迎えられた風だけど、途中からタメ語だったり、そのへんはグダグダに感じた。もともとかっちり軍規に沿ってなんかじゃないことは重々承知だが、少しずつ解きほぐされてく感じはあんま出てなかった。


そんな感じ