『東のエデン 劇場版I The King of Eden』鑑賞記

東のエデン 劇場版I The King of Eden』を遅ればせながら見てきたでござる。にんともかんとも。


見ている間は退屈なんて全くせず、楽しんでいたんだけど、「これで終わり!?」というのが第一印象。勿論2部作であること分かっているので、謎の解明やらなんやらは後編に続くということも頭では理解していたんだけど、なんというか、それにしても、1本の映画として見た時に、逆に面白いくらい盛り上がり所がないと思うのです。でも、それをマイナス要素として槍玉にあげて、映画として不完全だよというほどでもないと感じたりしていて、なんだろね、この気持ち。製作者側も分かってやってんのかなーとか、これくらいのテンションが、「東のエデン」なのかなとか。



近い例で挙げると、『マクロスFイツワリノウタヒメ〜』が同じ2部作で、物語としては途中だけど、映画単体としてクライマックスの作り方は申し分なかった。『キル・ビル』とかもね。前編だけ見ても十分楽しめた。



この感覚で見ると、『東のエデン 劇場版I The King of Eden』は明らかにパンチ力が弱いんだけど、不思議と許容範囲。画作りも、最近のアニメ映画としては、普通だったので、大変申し上げにくいがあんまり凄みを感じさせるものではなかったのに、これまた許せてしまう。シナリオも同じ。


自分の中で説明ついたら、追記します。
でも、これは先が気になる。正直当初の予定通り1月に公開して欲しかった。