『狼と香辛料Ⅱ』3話

狼と香辛料Ⅱ』3話の感想を。


回想にホロが入り込みかつ話かけるようなシーンは、目を引くものがあった。
話はヨイツのことが記された手紙をロレンスの留守中にホロが目にしてしまったこと、ヨイツが失われている可能性を隠していたことでこじれてしまい、孤独に怯えるホロが取り乱し、磐石と思われたアマーティとの賭けが、深刻な問題になるという内容。
そうだった、こんな話だった。全然忘れていた。


というのも理由があって、見目麗しく賢いホロが他の異性に好意をもたれ、そこから三角関係的な騒動に繋がるという話は、長編の性格上避けては通れなかっただろうし、同時に一層二人の絆が深まる大事なエピソードなのは重々分かって承知してはいるが、心では割り切れない感じがあり、記憶封印されてたっぽい。どんだけがし。