『花咲くいろは』25話
『花咲くいろは』25話の感想を。
スカっとしねえ!!
物語が地に足つきすぎている!!
なんというか、一発逆転の秘策も、伏線的地道な努力からの窮地脱出もなく、従業員の目指す方向は一緒だが、現実問題として個人個人がキャパ以上に働き、創意工夫で乗り切るという本当に現実的な対処しかないところが、ミソ。
まあ、このへんは、自分も仕事してて身につまされるところがあった。
上が変わると、なんか新しいシステムが導入されるけど、だいたい気持ちが空回る感じになる。
覚醒したかに見えた若旦那だったが、だからといって才覚が飛躍的に伸びるわけでもなく、まとめ役としては機能するようになったものの、理想が現実においついていないとこが憎めない。
サービスを重視するか、多くお客を取るようにするか、勿論両方できればいいが、そんな都合よくはいかない。後者にシフトしていかないと、経営が立ち行かないが、緒花やなこちは伝統の喜翠荘を大事にしたいと思う。
皆前向きだし、目指す方向は一緒なのだが、見えてる景色は違う。
それは、性別だったり、年齢だったりするんだろうけど、この場しのぎ感はありそうでなかったクライマックスで、興味深く見れた。ただまあ、スカっとはしない。
結局、緒花のモノローグで語られたところに落ち着くわけだ、物語的には、そりゃそうだ、結局は彼女の成長の物語であり、多分、この先旅館が潰れたとしても、緒花は時がたてばそれを前向きに捉えそうな気がする。
「喜翠荘はなくなっちゃったけど、大切なことを色々教えてもらったから」とか言って。
あいつはそういう娘だよ(笑)
『異国迷路のクロワーゼ』12話
『異国迷路のクロワーゼ』12話の感想を。
なんとなーく終焉を迎えた。
どの話も食い足りない感あり。
ギャルリの再興というわけでもなく、異文化のギャップによる笑いに終始するわけでもなく。。。
湯音がいつのまにか周囲に溶け込み、クロードやオスカーの家族の一員になってたりはしてるけど、ドラマとして、何か大きく乗り越えたものがないから、各話の印象すら曖昧
だいたいこんな感じだったか。
4話アリス初対面
5話少年に燭台を盗まれる
6話アリスお呼ばれ
7話少年と再度、ハグの話
8・9話カミーユの話
10話幻灯機
11話姉
基本、登場人物がみんないいヒトで、しかも相手の気持ちを斟酌できるスキルまで持ち合わせてるから、衝突があっても、ちょっとした話し合いで解決してしまっているような感じがある。
それはそれでいいんだけど、印象に残らないのがちと残念。
『シュタインズゲート』24話
『シュタインズゲート』24話の感想を。
最終回。
サブタイトルは「終わりと始まりのプロローグ」、初回のタイトルが「始まりと終わりのプロローグ」この合わせ鏡のタイトルは秀逸過ぎる。
EDでオカリンが、ラボメンバッジを渡して回るところを描き、Cパートでクリスとの再会。
やー、もう最高でした。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
劇場版を心待ちにしてます