『魔法少女まどか★マギカ』最終回12話

魔法少女まどか★マギカ』最終回12話の感想を。


魔法少女モノでありながら、最後の最後まで主人公が変身しない。
が、一人の少女が迷い傷つきながら「覚悟」を決める物語として見ると、この構成には喝采を送るしかない。
物語の帰結は、旧エヴァを彷彿とさせるアーキタイプを臭わせつつ、同姓の絆、世界が変わり、他の全てがあなたのことを忘れても、私は覚えているという点ではウテナを思い出させられる。
ウテナの「あなたを探しに行く」ENDのカタルシスはやばかったが、最後の最後に見られる「見えなくてもいつもそばに」ENDもなかなか。


まどか自身が神に似た存在になる終結、神アニメと騒がれたここ数ヶ月を汲み取り、「まどか★マギカは神話」と纏めた友人の言を結びに、そろそろ寝る