『STAR DRIVER 輝きのタクト』11話

STAR DRIVER 輝きのタクト』11話の感想を。


群像劇色が強くなる1話。
シモーヌのモノローグで語られるあたり、今までの流れとちょっと違う第一印象。
ミズノ・マリノの物語で進めていくのかと思いきや、カナコサイドの話を絡めて展開していく流れなのでしょうか。
いや、構成が一本調子じゃなくて楽しくて仕方ないです。


急に今までの流れが分断された感はあるものの、そこを逆手にとって、日常はまた別の意味で少しずつ進んでいる時間の経過を見せてるのかな。
前回も、物語の冒頭が春の入学式に始まり、夏の訪れを感じさせる台詞で、時間経過をさらっと見せてて上手いなと思ったものです。
物語の中の時間が経つほどに、内部のキャラクターの関係が変わっているかもしれないと、見る側に想像の余地を残させます。


正直、ここ最近の上がりまくりの各回に比べ、パワー不足はいなめないなと思ったものの(それでも十分面白いけど)、その中でさらっと物語が進んでるとこがニクい。
スガタとヘッドの邂逅や、マリノとミズノのタクトへの恋模様、そして、何より、王の力を使うスガタ。
ここ最近毎回ワコに止められてたのに、今回ホントにさらっと王の力使ってて、なんか笑った。


何千回もめぐうってー、何万回もかがやくー♪
新曲も超いいです。
綺羅星