『劇場版マクロスF 〜イツワリノウタヒメ〜 』鑑賞記

初日のバルト9最終回で見て参りました。
この日、夕方から渋谷で『イングロリアス・バスターズ』見て、5時間くらい飲んで、新宿移動してラーメン食って、酔い・満腹感・眠気に苛まれながら、26時半の回を見た。

友人と「これは寝るなw」と軽口を叩いていたが、ところがぎっちょん、眠気のネの字もありませんでした。
正直、そこまで大きな期待はしてなかったのですが(大きな期待してたら、こんなコンディションで見にいかないわい)非常に面白かったです。DVD買います!!

まさか、同日見たタランティーノの映画より面白いとは!!いや、マジで。単純に面白さだけで勝負したら、マクロスに軍配が上がる。そんくらい良かったです。今日も早速「ユニバーサル・バニー」を買ってきて、今聞きながら書いてます。

まず、マクロスの代名詞である、「歌、バルキリー、三角関係」この三点に絞って纏められた構成に拍手を送りたい。テレビ版のように、変に群像劇にせず、主役三人の物語に絞ったというのは大正解だと思う。ストーリーラインがすっきりと纏まっていて、多少テレビ版の脳内補完を行ってたとこはあるけど、全編すんなりと入ってきた。おかげで、クランとか兄貴とか割くったキャラもいるけど、まだいいよ・・・眼鏡なんて存在抹消じやねーか(笑)


作画は新作カットとの整合性も高く、戦闘シーンも派手で言うことなし。新曲を合わせて、ライブシーンは圧巻でした。


中盤のシェリルとのデートシーンは結構笑えた。あんな丘みたいなとこでデートって、いつの時代の感性だよw最近なら、『スターウォーズ EP2クローン戦争』でアナキンと姫が丘デートしてたけど、冷笑もんだから。
しかも、セグウェイって。ギャグだとしたら、レベル高すぎダスよ。


正統派エンタテイメントとしては、文句なく面白いと思いました。
しかし、友人の「面白いけど、こっちの想像の域を出るとこはなかったね」という一言は成る程そうかもと膝を打った次第です。