『CLANNAD AFTER STORY もうひとつの世界 杏編』

CLANNAD AFTER STORY』はDVD買い続けてるので、『もうひとつの世界 杏編』見たよ。


きょぉぉぉぉぉおぉぉっぉおぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!!!!!!!


りょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!!!!!


って、感じです、ハイ。たった30分の話ですが、ぐいぐい胸がしめつけられました。素晴らしい。


どうやって、1話にまとめるのかと思ったんですけどで、非常に上手いことまとめられてます。本編での溜めを利用して、涼が告白するとこから始め、二人の付き合い始めトークをバックに、モンタージュで日常やデートシーンを重ねることで時間経過も短時間で見せる。


杏がかわいいのは当然として、涼もいい子なんですよね、いじらしくて。
特に、声あててる神田朱未さんの演技が良くて、涼は原作より魅力的に感じます。別れを切り出した時の口上なんて、いじらし過ぎて直視できない。


「私じゃ、お姉ちゃんの代わりになれませんか。もっと、お姉ちゃんみたいに積極的になりますから。髪も伸ばして、料理も勉強して、朋也君の望むような女の子になりますから!」



。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン



てな感じで決して涼を嫌な女の子に描かず、杏の苦悩を落ち着いて描き、三人の心の揺れを巧みに描写してきてます。てか、男冥利に尽きるだろ。春原もいい役所。噛ませ犬過ぎてものすごく悲しいのに、いい奴だよなー。


相変わらず気合の入った泣き顔とか、劇中歌とか手持ちのコマとかもおしみなく投入して、煽ってくるし、ずるい。


短い時間の中にドラマがあり、このままの関係を維持出来ない三人の距離感と、朋也の決断までの流れは、我がことのように胸が痛いくなる。恋愛ってこういう痛み伴うよね、そこを避けずにきちんと描いてるよ、ホント。
そんで、ラストに物語としてカタルシスを昇華させている。涼の言葉を杏が語るとこがいい味だしてるよなー。


エンドロールの涼の笑顔、ラストの杏の笑顔に救われます。これだけでもDVD買う価値あるぜってなもんで、ホントよかたよー。いいもの見た。